移転のお知らせ
会社からの要請で、本日より、ブログが下記アドレスへ移転になりました。コメント&メールは、新しいブログよりお願いします。
http://matsutakuogilvy.cocolog-nifty.com/blog/
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ベスト電器にばかり行くのもいかがなものかと、DVDプレーヤーとTVをつなぐケーブルを買いに郊外にあるCourtsという大型複合ショッピングビルへ行ってみました。日本のイオンから食品売り場をなくした感じの家具や電化製品などを売っている店です。
ずいぶんと探したのですが、自分では見つけられなかったので、店員さんに声をかけました。その店員さんが振り返ると、「アレ?」どこかで見たことのある顔です…。すると、その彼も「アレ?」という表情をしました。一瞬の沈黙…。思い切って、「僕は、あなたを知っていると思うのですが…」と言うと、向こうも「そう、僕らは会っています」と言うではありませんか。
「えっ、どこでですか?」。「テレビ買いに来た人でしょ?」と。その店員さんはベスト電器でTVを買った時(以前のブログ参照)、僕の担当者が奥で店長と価格交渉している間に、製品の細かい説明をしてくれた人でした。
「どうして、ココにいるのですか?」。「こっちに転職したんだ」。「いつ?」。「先週」。「そうだったの」。「TVの調子はどう?」などなど。偶然、旧友に会った感じで、2人で盛り上がりました。ケーブルを買いたい趣旨を話すと、彼が売り場まで案内してくれました。なぜかTV売り場とは離れた、健康器具売り場に置いてありました。これでは見つかるはずがありません。
いくつか種類があったので、「どれがお勧めですか?」と訊くと、彼は周りを見渡して、誰もいないのを確認すると、首を振りながら言うのです。「ベスト電器に行け」。「え?」。「ここのケーブルは高い。ベスト電器なら、半値以下でケーブルは手に入る」。「そうなの?」。「ベスト電器がベストだ」。会社のアシスタントと同じダジャレを言うではありませんか。「なんという親切な人…」と、僕は感動と感謝の気持ちでいっぱいになり、涙を流しながら店を後にしました。
その足でベスト電器へ。また来てしまった…。そして、売り場を見つけると、確かにその通りで、半値のケーブルがありました。それを手にした時でした。「お客さ~ん!」。背後から中年の半笑いの店員が声をかけてきました。「それ、買うつもり~?」。「はい」。「やめた方がいいよ~」。「なぜですか?」。「フフフ、なぜだと思います~?」。知らんがなっ!
彼の説明によると、値段は伝達力(画質)に比例するらしく、購入したTVの機種を伝えると、この安いケーブルでは映像クオリティが活かせないとのこと。だったら、一番高いものが良いのかと訊くと、「お客さんのテレビで、そこまでのケーブルは必要ない」と即座に一蹴されました。結局、両者の中間クラスのケーブル購入を強く勧められました。「オレを信じろっ!」。説明の間で、何度もこれを言うのです。半笑いの顔が、その時だけ、急に真顔に変わるのです。ほとんど竹中直人の芸です。ベスト電器タカシマヤ店、恐るべし個性の集まりです。
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最近、アクセス数が急に伸びていたので、ある程度の予想はしていましたが、この数日間に頂いたいくつかのコメントに辟易しています…。キミたちは、自分の名前も書かずに、ここで、ここの読者に何が伝えたいの?中傷誹謗に関する類は止めて頂きたい。相変わらず続く、エロサイトのトラックバックも止めて頂きたい。
これ以上、コメントが酷くなるようだと、会社もここを閉鎖せざるを得ないでしょう。公にやめる理由ができて、うれしいです!
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早いもので、赴任して1ヶ月が過ぎました。このブログも1ヶ月。 この間に、「ブログを書いている時間があるならば、もっと英語の勉強をしたら?」という貴重な意見を頂きました。まったくその通りです。しかし、これは、仕事の一環なのです。
会社の思惑は別のところにあるかもしれませんが、僕個人は「海外の広告会社で働くことを身近に感じてもらいたい」ので書いています。まだ見ぬ誰かの挑戦心を刺激したくて書いています。
世界へ出入りできる仕事には、優秀な人が集まるからです。 東京オリンピックの時、サッカーの試合の観戦チケットは売れ残っていたそうです。日本のサッカー人が世界へ出入りしている現在では考えられないことです。
退路を断って挑戦しないと、何も成せないと思っていたため、帰化して外国人になることを最終目標にしようと考えていた時期もありました。「日本での経験を輸出し、世界での経験を輸入するのがキミの役目だ」。赴任前に、師匠の小田桐昭さん、尊敬する岡康道さんに言われました。この言葉のお陰で、ずいぶんと気が楽になりました。
僕はまだ、何も成していません。しかし、今、アメリカのクリスピンで辻野さん(元電通)、オランダの180で川村さん(元博報堂)が必死に戦っています。日本の広告界が、もっと楽しい仕事場に生まれ変わるために、新しい次元に行くために、世界を体験した人材がこれから沢山必要です。3人よりも4人の方が沢山輸入できます。
後につづく人を待っています。
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今日は、出張でこちらに来ているオグルヴィ・ジャパンの元社長Mark Blairとランチに行きました。僕は彼に採用されたので、久しぶりの再会に乾杯し、いろんな話で盛り上がりました。
彼は、日本にいる頃、日本を、日本人を理解しようと努力をしていました。日本のクライアントからも人気があり、僕らの広告塔になっていました。彼は今、香港在住で、世界展開する仕事のAPの営業トップです。(たぶん…)
昨夜、シンガポール8:30pm、ニューヨーク9:00am、ドバイ4:30pm、シカゴ6:30amに、4都市をつないだ電話会議がありました。「マジかよ、8:30からかよ…」と、この仕事の相棒である隣りの席のKPは文句を言っていました。「シカゴじゃなくてよかったじゃん」と言って慰めましたが、夕方になると、「家に帰りたいから、会議には家から参加するよ」と言って、彼は帰宅しました…。
会議後の22時過ぎのオフィス。こちらでは、19時30分過ぎには、このように無人になります。早くも、僕が「居残り王」になりかけています。(ブログがなければ、もっと早く帰れるのですが…)
こちらの人たちは家族を、プライベートをとても大切にします。それは、とても見習うべきことなのですが、どうもまだ慣れません。「家族と離れて寂しいだろう?」と、よく同情されます。「独身生活を楽しんでいるよ」と答えると、無理をしていると見えるようで、(または、ヘンな英語を言っているのか)余計に同情的な表情を浮かべられます。それが、最も嫌な瞬間で、最も孤独を感じる瞬間です。罪な孤独は、人の間にいる時の孤独です。
明日から日本は③連休ですね。皆さん、孤独を感じることなく、素敵なプライベート時間を!
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オフィスから徒歩5分。David Mayoに連れて行ってもらった庶民のインド料理屋に、週2~3回は一人でランチに行っています。陽気な店主に覚えられ、「ハイ、ボス!」と挨拶をされ、頼まないのに同じ料理が出てくるようになりました。
東京の、とあるレストランのマネージャーが言っていました。「お店側は、月に1回来る客は『上客』として覚える。週に1回来たら、『毎日来る客』と錯覚する」と。僕は今、『店に住んでいる客』だと思います。
紹介されない限り、美味しいとは思えない店構えです。(写真はクリックすると大きくなります)
野菜か何かで煮たオレンジ色のライスにフライドチキンがのっており、肉をバラしながら、カレーをかけながら食べます。ここのフレッシュライムジュースは最高で、悩みまでもがスカッと消え去ります。奥に見えるのはキャベツのソテーです。これで、約500円。もう一品、野菜を頼んでも同じ値段。価格設定が謎です。
さて、昨日のブログは、訪問者数の新記録を達成しました。コメントも若干増えました。そして、この数日間で猛烈に増えているのが、エロサイトをトラックバックに付ける人です。孤独な僕を思ってのプレゼントなのでしょうか?プレゼントならば、形のある物にして頂けないでしょうか?
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今日、とあるブランドの案出し会議に初めて出ました。そのブランド担当のECD、営業部長らしき人、プランニング担当者に案をプレゼンするのです。日本では滅多にありませんが、初めてだったので6方向のアイデアを見せました。
現在は、英語力の問題で、オスマンサンコン的なポジションです。話していると、途中、ヘンなところで笑われます。笑わせているのではなく、笑われているのです…。クソッ! また、クライアントのコードなどについて、彼らの間だけで早口で話されるとお手上げです。ついていけません。クソッ!
結果、2方向は通りました。じつに、短い会議でした。会議後にECDと営業部長が握手を求めてきました。 初陣は勝利!
こちらで真に認めてもらうには、まず、こちらの仕事で社内での評価を地道に高めていくしかありません。夕方、別の新しい仕事が入ってきました。戦いは始まったばかりです。
さて、予期せず、昨日のブログは、アクセス数の新記録を樹立しました。しかし、一向にコメントは増えません。皆さん、是非、コメントを書いてください。ブログって、孤独です。よろしくお願いします。(でも、エロサイトをトラックバックするのだけはやめてください。)
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先週、1通の封書がオーストラリア政府から送られて来ました。「…?」。空けると、交通違反罰則金の督促状が入っており、違反期日、罰則金、支払い期日が記してあるのです。ちょうど、広告賞の審査員としてシドニーに行っていた時期と重なるので、焦りました。「何かの間違いだっ!」運転はしていません。
たしかに、間違いでした。前の住人と思われる他人名宛になっていました。「えっ!? ちょっと待てよ…」。ここは新築で、前の住人はいないはず…。ということは、つまり、ここのオーナーか?すぐにオーナーの名前を調べました。すると、違う名前なのです。じゃあ、誰なんだ、コイツは?
翌日、会社のアシスタントに誤配達の手続きをしてもらい、
帰宅すると、またもやオーストラリア政府からの封書が送られて来ました。また、違反切符です。記載事項は別物です。そして、また翌日。また、別の封書が…。短期間で何回違反してるんだ、コイツは!
(写真はクリックすると大きくなります)
コイツは、なぜ、シンガポールの新設定の住所を知っており、オーストラリアで偽の住所を語っているのか。コイツは何者なのか。すべては謎です。しかし、コイツが間も無く「免停」であることだけは明白です。
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昨日、アジアの会長Khaiがウェルカムランチに連れて行ってくれました。(いつまで続くのか、ウェルカムランチ) 1階に下り、彼がビルの裏口の方へ向かうので、「出られなくなりましたよ」。先週から出入りが制限され、「表から出るように」と案内看板が掛けられました。彼は先週出張でいなかったので、知らないのでしょう。しかし、「大丈夫だ。ついて来い」。そして、裏口に着くと、やはり…。扉が閉められ、看板が掛かっています。彼は「大丈夫だ。出られる」。そう言うと、電子錠に社員カードをかざしました。すると、電子音がして、扉が開きました。「えっ、なぜ!?」 僕のカードでは開かないのに…。
彼にその理由を訊こうとした時、開かれた扉のすぐ前に黒色のメルセデスが止まっているのが目に入りました。青いネルシャツとジーンズのカジュアルな服装の男性が横に立っているのも。「邪魔だな、このクルマ」。そう思った瞬間、その男性が後部扉を開き、Khaiはそのままスムースな動作で乗り込みました。運転手付きのクルマが待っていたのです。彼のポジションを考えれば当たり前ですが、その男性があまりにもカジュアルな服装だったので、僕の中の運転手さんイメージと合致しません。アジアの副社長David Mayoでさえ、バスやタクシーや奥さんに送ってもらったりして出社しているので、こちらでは運転手付きのクルマには誰も乗っていないのだと思い込んでいました。
「彼はサム。こちらはMATSUO」。一瞬、状況を理解しようと足が止まりました。24だったら、撃たれて死んでいたでしょう。常に八方に気を配っていないと、事件は突然襲ってきます。シンガポールに来て、あまりにも安全で平和だったので、どこかで「予期せぬことへ対応できる余白を持って生きる」という緊張感をなくしていました。これは危険です。平和ボケです。大袈裟かもしれませんが、この緊張感は仕事の上でも大切です。多くの失敗は、この緊張感の欠如から起きます。
サムが笑顔で僕のために反対側の扉を開けてくれました。「ありがとう。MATSUOです」。挨拶をして、ぎこちなく乗り込むと、キレイに磨かれたライトベージュの革張りの車内。新品のペットボトルの水がさり気なく扉のサイドボックスに入れてあります。かすかに、いい匂いがします。クルマは滑るように走り出し。「これから行くのは、シンガポールで一番のインド料理屋だ。…あそこにクレーンがたくさん見えるだろ。国家プロジェクトでカジノができるんだ。2009年だったかな。総予算は…」。バスガイドKhaiの案内を聴きながら、「シンガポールにいるのだ」ということを改めて実感。
Pan Pacific Hotelに着きました。16時間前に、初体験のバスで来た場所のすぐ隣りでした。同じ所に来たのに、道中は全くの別物でした。人生とはそういうものかもしれません。どこへ行くのかよりも、誰と行くのかが大事なのかな…。明らかに「高級です」と言っているレストランに入ると、Khaiに気づいた顔見知りらしきウェイターが笑顔で近づいて来ました。中は金持ちそうな客で賑わっています。席に案内されました。ここから僕らは食事も忘れて話し込みます…。
さて、ここからが今日の本題なのですが、ちょっと長くなったので、また明日以降に。ちなみに、「旬の著名人名×エロ系言葉」のタイトルが功を奏したようで、昨日のブログは新記録達成寸前の2番目のアクセス数になりました。今日もそういうタイトルにしようと思ったのですが、「会長のことを書くのに、エロはマズかろう…」と、自己規制をしました。なせなら、このブログは日本オフィスから頼まれた仕事の一環として書いているからです。しかし、現在進行中のいくつかの仕事に関しては守秘義務のために書けません。海外の仕事の様子を伝えたいのに伝えられないジレンマを抱えながら、単なる旅日記のようになっています…。そして、アクセス数を気にしています。TV局の人たちが視聴率優先の感覚から抜けられないことが何となく分かりました。ブログって、こんなのことでよいのでしょうか? 他の人のブログを知らないので、どなたか教えてくださいませんか?
皆さん、よい週末を。
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ブログってすごいですね。この3週間で、何年も連絡を取っていなかった中学、高校、大学時代の各同級生からコメントやメールが来ました。(このペースだと、小学生、幼稚園の頃の同級生からコメントが来るのも時間の問題かと) 僕は自分が始めるまで、人のブログを見たことなかったので、ちょっと驚きです…。
さて、昨日、意味もなくタイトルだけをエロ系にした結果ですが、前々日のアクセス数記録は超えられませんでした。しかし、昨夜また、偶然ブログを見つけて初めてコメントをくれた懐かしい人がいました。タイトルの「体位」に惹かれて来たのか、僕の名前を手繰って来たのか分かりませんが、41歳になる僕の姉でした。あまりに姉であることを丸出しのコメントだったため、電光石火で削除しました。
また、昨日コメントを頂いた方によると、「有名人の名前とエロ系の言葉を混ぜてタイトルにつける」とアクセスが伸びるとか。早速、今日、実践してみました。「チョメチョメ」という言葉、僕は語感が大好きですね。子供の頃、山城新伍さんが司会の番組でよく使っていました。大人になったら思う存分使おうと思っていたのですが、実際、大人になったらそんなに「チョメチョメ」を連発する機会もなく…。今日は3回も使えたので、何だか幸せです。
さて、今日、初めてこちらのバスに乗りました。幾らタクシーが安いとはいえ、ほとんどの人は通勤・通学には公共機関を使っています。車体の大きな数字が系統を表し、行く路線が決められており、それが分かれば簡単に乗れるようです。今日は、たまたま勤務後に行きたい場所があって、アシスタントの女性がバス停、乗り方、運賃の払い方を教えてくれました。
バスにはいろんなタイプがあって、写真のような2階建てのものから、日本と同じサイズの通常のもの、マイクロバスに毛が生えたくらいの小さなものまで様々です。たぶん、混む路線は2階建てで、マイナーな路線はマイクロなのだと思います。(写真はクリックすると大きくなります)
バスの中には壁にテレビが付いており、ちょうどドラマをやっていました。皆、ICタイプの定期券をもっており、入口と出口で機械センサーにかざすと、「ピッ」という電子音が鳴り、距離が計算されて運賃が精算される仕組みになっているようです。初体験の僕は現金払いだったので、入口で先払いでした。降りる時に僕だけ定期をかざさないので、音がしません。同じバス停で降りる人たちが「オマエ、不正乗車か!?」と非難の眼差しで僕を見つめていました。
日本でも始まっていると思いますが、こちらの大きなショッピン街では道路沿いにクリスマス・イルミネーションが飾られました。夏の東京タワーと同じで、白系のライトです。夜でも気温が高く、半袖なので、ちっとも胸トキメキません。これで寒かったら、毎夜、一人でこれを見るのは寂しいだろうな…と思いました。熱帯性の気候は、人を孤独にさせないのかもしれません。
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タイトルが「初体験」という意味深な響きだったためか、昨日のブログは写真も使用していないのに、アクセス数の新記録を樹立しました。よって、今日はブログの中身とは関係のない「さらに刺激的なタイトル」にしてみました。これで新記録が出れば、中身は関係ないということで、毎日、AV並みのタイトルにすることにします。
「甲子園には魔物が住んでいる」。高校野球を見たことがある人ならば、一度は聞いたであろう有名なフレーズ。どうやら、僕の家の玄関先にも魔物が住んでいるようです。
先日からお伝えしている「ホイホイ消失」&「祈りの仏像出現、消失」事件。今朝はナント、踵が消えました!
靴を後ろから見た写真です。見えますか? 踵部分が、かじられたように無くなっています。しかも、右足だけ。昨夜まで、確かに全部ありました。 なぜ!? 何のため!? (写真はクリックすると拡大します)
シンガポールの家は土足ではありません。この家の下駄箱は、地下にある玄関の外にあります。当然、靴も玄関の外に置いてあります。 明朝、メンテナンスのBandiに訊いてみますが、さすがの彼も、踵をゴミだとは思わないでしょう。 謎です。ガリレオ福山に頼みたい気分です。
そして、タイトルとは関係の無い今日のブログは終わるのでした。
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2004年にシンガポールで1万8,805人の男女に調査した結果(回答者の72.8%が既婚者)、初体験の平均年齢は男性22歳、女性24歳だったそうです。なんというか、その、ちょっと驚きました…。
日本は、今、平均で何歳くらいでしょうか? 田舎の人はすることないから早いですよ~。間違いなく、10代半ばから後半ですよね?(って、僕は誰に訊いてるのでしょうか…)知っている人がいたら、教えてください。
この調査の回答者で最も経験が早かったのは、男性10歳、女性12歳。早っ! どんな分野にも早熟な人はいるものですね…。もしこの人たちが順調に大人になっていたら、他の多くの人よりも12年も多くの経験を積んだことになります。きっと年頃には友人たちから「師匠」などと呼ばれていたことでしょう。 そういえば、先日の江夏運転手は、今、周りの友人たちにそう呼べと言っていそうなカンジでした…。
早熟で思い出しましたが、今春、飛行機で隣りの席になった柔道金メダリストで、国民栄誉賞の山下泰弘さんが「早熟な者は行き詰って苦労することが多い。最初は普通でも、伸びしろのある者がいいタイミングで大きく伸びると大成することがある」という内容のことを話してくれました。(山下さんとのことはいつか書きたいと思います。とにかく面白い出会いでした)
多くの柔道家を見てきた超一流の本物の人が、30cmの距離で言うのですから異常なまでの説得力がありました。僕にも「伸びしろ」があり、これから「いいタイミング」がくることを信じて、僕はここで明るく生きていきます。
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オグルヴィ・アドバタイジングのAP副社長、兼、ゲリラ広告専門会社のレッドカード会長のDavid Mayoさん。(写真はクリックすると大きくなります)
彼は、陽気で、ポジティブで、ハイテンションで、超エネルギッシュなのに、細やかで親切です。とても英国人とは思えません。僕の赴任に際し、いろいろと尽力を頂きました。
お昼に、地元の人が行くインドカレー屋さんに連れて行ってもらいました(赴任して幾度目のウェルカムランチ)。そこの料理は、店の見た目からは想像がつかない、絶品!しかも、不安になるくらい安いっ! 材料は何だ!? あまりの戸惑いに、そして、Davidの機関銃のような話量に圧倒されて、写真を撮るのをすっかり忘れていました。
彼のような人間を根っからの広告屋と言うのだと思います。じつに、楽しそうにずーっと広告の話をするのです、そして、その中に日常に流されて忘れがちな「理想」とか「希望」とか「夢」がしっかりと語られているのです。彼といると、なんだか元気が沸いてくるのです。尊敬を込めて、「歩くユンケル」と名づけることにします。
オフィスに戻ると、早速、レッドカードから食品とお酒の仕事の依頼がありました。David Mayoの仕業です。そこのECDと営業のトップの人間が言うのです。「リージョナルの仕事より、こっちの仕事の方がオモロイで~」。「リージョンに比べると、予算はないで~。ウチら、アイデアだけで生きとるからね」。「働いてもらいまっせ。働かんと、ウチら食べていかれへんからね」。その営業の人の話し方は、どうしても関西弁にしか訳せないのです。という訳で、明日からは忙しくなりそうです…。
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昨日の夕方、日本でも関東に上陸した家具の“IKEA”でヤカンなどの家事道具を大量に買い込んで、タクシーに乗りました。(タクシーネタが多過ぎるという批判もありますが、そもそも、ネタではありません。すべて事実です。)
このタクシー、乗った瞬間に怪しい空気が充満していました。運転手さんの顔は、江夏豊に恐ろしくソックリです。日本シリーズの対近鉄戦でスクイズをしようと試みた石渡にウエストボールを投げた伝説の投手です。(詳しくは、『江夏の21球(山際淳司:著)』)その江夏が、ダッシュボードの上に金色に輝く祈る仏像と爆笑している仏像を飾っているのです。(写真はクリックすると拡大します)
仏像の足元には、小さな生花と水が綺麗に供えてあります。この人は善人に違いありません。昨日無くなったティシュペーパーとトイレットペーパーを買うために、スーパーマーケットに寄ってくれるように頼みました。すると、江夏は即答で「No!」と。「17時に交代なので、オマエの自宅まで行くことしかできない」と。へりくだって何度頼んでも、「No!」の一点張りです…。
作戦を変えて、仏像周りを褒めることにしました。すると、反応あり!江夏は嬉々として、その飾りの説明をはじめました。しばらくして、彼の気分が良くなったであろう頃を見計らって、もう一度頼んでみました。即答で「No!」。万策尽きたか…。
その時です。仏像の左側に、新品のポケットティッシュペーパーの束を発見!3段×4列。なぜ、そんなに沢山のティッシュを置いているのか、と尋ねました。彼は、ニヤリと振り返って答えました。「ガールフレンドとキスした後に唇を拭くためさ」と。「・・・・プ、プププッ…」、ここで笑ってはいけません。
必死に堪えて、「そんなにガールフレンドがいるの?」と訊きました。「当たり前じゃ。俺くらいになると、キスだけじゃない。F〇CKもする。その後に使うのさ」。江夏は嬉しそうに言いました。「えーっ、勤務中に!?」。「そうだ。へへへ…、誰にも言うなよ」。もう超得意気です。「そんなに必要ないでしょ?」。「俺にはさ、沢山のガールフレンドがいるんじゃ」と江夏。
それからは、ここでは書けない下ネタで大いに盛り上がりました。「で、オマエ、どこに行きたいんだっけ?」。「だって、交代の時間なんでしょ?」。「気が変わった」と、江夏はスーパーへ連れて行ってくれると言い出しました。
スーパーでの買い物を終え、江夏のタクシーで自宅まで来ました。「ありがとう。助かったよ」。「いいってことよ。それより、トイレを貸してくれないか?」。「どうぞ」。江夏は小走りでトイレへ入って行きました。そして、出てくると、火の点いたタバコをくわえていたのです!シンガポールでは建物の中では100%禁煙です。Barであっても吸えません。「おいおい、家の中で吸うなよ!」。抗議をしました。「俺とオマエの仲じゃないか。オマエも吸うか?」と、悪気無く言うのです。どんな仲やっちゅうねん!根元まで吸い終えた江夏は、ウチの敷地でタバコを踏み消すと、去り際に「きれいなトイレだな。気に入った」と。キュルルルル…とタイヤを鳴らして、アッと言う間に消えて行きました。
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昨夜、一週間ぶりに家に戻ると、キッチンが洪水になっていました…。タクシー事件の後だったので、かなりヘコみました。
冷蔵庫からか、食洗器からか、ずっと水が流れ出ていたらしく、大理石の床が変色していました。床の水を拭いて、今朝目覚めると、またもや水が出ていました。
メンテナンスのBandiを呼ぶと、「この大理石の床はかなり高いんだぞ。これはヤバイぞ」と。彼は、原因を探すよりも先に特殊な薬品を持って来て、変色した床をきれいにしてくれました。その後、2人で原因を探しましたが、結局、見つからず…。今晩、帰宅すると、洪水はもっと酷くなっていました。たぶん、食洗器の配管が上手くいっておらず、そこから水漏れしていると思われます。明日は、インドの新年にあたる日“Deepavali”で休日です。インド人のBandiは当然休みです。水道の元栓を締めることで、乗り切ることにしました。
さて、一週間前に帰国する日の早朝。玄関を開けると、そこには無数のゴキブリの死骸が…。かつて見たこともない、おぞましい数でした。隣りの家政婦が嫌がらせでウチの前に捨てたのか…。とにかく尋常ではない数に、日本からゴキブリホイホイを買ってこようと決心しました。そして、昨夜、帰宅してすぐに、ホイホイとコンバットを玄関前に設置しました。
これで、もう大丈夫!朝、何匹入っているか楽しみです。安心して眠りにつきました…。
そして、今朝、キッチンの再洪水を見て、Bandiを呼ぶために玄関を開けると、昨夜設置したばかりのホイホイもコンバットも跡形もなく消えているではありませんか!
「Bandi、昨夜、俺がここに設置していた黒い四角いモノと紙の家みたいなものを知らない?」。「あっ、アレ、オマエが置いたの?捨てたよ」。「あれは、日本から買ってきたゴキブリを退治するものなんだ」。「見たことない変なカタチのモノだったから、てっきりゴミかと…」。僕は一週間前に目撃したおぞましい光景を伝えました。「あぁ、あの前夜にゴキブリ駆除剤をパイプに散布してたんだ。すっごい数が死んでたよね」。彼曰く、もうゴキブリはいないから、大丈夫だと。念のため、もう一度設置することを彼に伝えました。
そして、今晩、帰宅すると…。またもや跡形もなくホイホイとコンバットは消えていました。僕の英語がまずかったのか。留守の間に、すごい数のゴキブリが入っていたのか。謎です。とりあえず、明日は彼がいないので、三度設置してみることにします。そして、僕のホイホイに何が起きたのか、明後日、Bandiに訊いてみようと思います。
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深夜便でシンガポールに戻って来ました。空港からはタクシーに乗ります。こちらのタクシーは何といっても安い。ある運転手さんによると、「どこまで行っても、一番高くて30ドル(約2,400円)だよ」と。琵琶湖の面積と同じシンガポールは、端から端まで行っても約35分しかかからないとのこと。空港から自宅までが約25分で、約20ドル。その運転手さんに、「日本では会社から自宅まで深夜タクシーに乗って、200ドルかかってたよ」と話すと、急ブレーキをかけて振り返り、目の玉が飛び出そうなくらい驚いた顔で、「にっ、200!!!?? オマエ、それじゃあ、マレーシアまで行けるぞ!」と。それくらい、タクシーの運賃に関しては差があります。それなのに、日本では今、タクシー料金を値上げしようとしています。政府は外貨を稼ぐための方策のひとつに観光を掲げていますが、これでは国際競争力がなくなります。
さて、今夜乗ったタクシー。明らかに僕を違う所へ連れて行くのです。「ここじゃありません」。「分かってます」。「じゃあ、なぜここに?」。「・・・・」。「道を知らないのなら、タクシー会社に訊いてください」。「・・・・、もう一度、住所を教えてください」。再度、住所を伝えると、「ガッテン、承知の助」というような中国語を発し、何かをつかんだというような笑顔で進み出しました。
再度、明らかに違う場所へ。「ここでもありません。僕の家のすぐそばに、ACS(アングロ・チャイニーズ・スクール)があります。地元では有名だと聞いています。ご存知ですか?」。「知っています」。「では、そこへ連れてってください」。再度、「ガッテン、承知の助」。
三度、違う場所へ。「頼みますから、会社へ電話して訊いてください。もしくは、降ろしてください」。しかし、無視。完全無視。運転手さんは地図を広げ、ひとり唸りだしました。「オマエの住所は地図にない。オマエは間違っている」。「これを見てくれ」。住所の書かれた労働ビザを見せました。「おかしい…」。「おかしいのは、アナタでしょ!」。突っ込まずにはいられませんでした。
訊くと、まだ運転手暦3ヶ月。中国系の中年女性です。「前職は、ドリフの番組で笑いのサクラをやっていました」と言われたら信じていたでしょう。そんな顔つきです。ちょっとパーマをあてています。代わりに僕が地図を見ました…。新しいのに、地図はボロボロです。この人の3ヶ月間の苦労が見て取れました。あぁ、この人も僕と同じなんだ…。そう思うと、腹が立つよりも、この人と一緒に、この人の運転で何としても家へ帰ろうと、決意が湧き起こりました。
ありました!僕の家の通りの名が。運転手さんに見せると、「さっきはなかった…」。少し腹が立ちました。
やっと家の前に着いて、腕時計を見ると、乗ってから1時間15分が経過していました…。荷物を降ろし、振り返ると、おばさんが涙目で言うのです。「本当にごめんなさい。私、とっても謝ります。このことは、会社には言わないでください」と。きっと、この3ヶ月で何度も苦情が入っているのでしょう…。「言いいませんよ。それよりも、途中でタクシーメーター切ったでしょ?幾らですか?」。「25ドルです」。「!?」。「本当は35ドル欲しいよ。でも、私が悪かったから、サービスしとくよ」。凄いです。さすが前職はドリフのサクラです。深夜なのに、「サンキュー」のクラクションを鳴らし、ドリフおばさんは一方通行の道を逆走して闇に消えて行きました。
また、シンガポールでの生活がはじまります。
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ブログ休止中に、アクセス数が急増。モチベーションちょっとUPのため、今日は書きます。
11月2日夜、東京。お笑い芸人“くりぃむしちゅー”(http://www.primecorp.co.jp/creamstew/)を起用した高橋酒造「しろ」の広告キャンペーン(http://www.hakutake.co.jp/)の一環で、ラジオCM録音をしました。超多忙な2人はテレビ番組の収録を終え、スタジオに駆け込んで来ました。こちらが準備した原稿は40秒CMと60秒CMだけの全12タイプ(ラジオCMは20秒が主流)。「秒数が長いし、タイプ数も多いので、どんなに早くても2時間はかかります」と事前に伝えてはありました。内心では、「3時間はかかる」と踏んでいました。
1タイプ目の1テイク目、秒数が大幅にオーバー。慌てて原稿を修正して2テイク目、今度は大幅にショート。「これは3時間以上はかかる…」と確信しました。何とか1タイプ目を録り終え、2タイプ目へ。またしても秒数が大幅にオーバー。長い間、生放送のラジオ番組を続けている2人ですから、尺(秒数)の調整は上手いはずだと期待していたのに…。こちらの原稿が悪いのか…。
数テイク目も失敗の後、有田さんが「ストップウォッチ、ありますか?」と。渡すと、「この部分まで何秒で言えばいいですか?」と。
次のテイク…。
パーフェクト!この時から、明らかに何かが変わりました。以後の10タイプはすべて1テイクでOK。しかも、最初にはあった「原稿を読まされている感じ」が無くなり、台詞が自分たちの言葉になっていました。感動。これぞ、芸人!結局、収録は約50分間で終了。最後の原稿も1テイク目でOKになると、ブースの中にいる2人には聴こえないのに、広告会社の僕ら、彼らのマネージャー、録音技師さん、効果音屋さんまでもが立場を超えて自然に拍手をしていました。そして、誰からともなく「アンコール!アンコール!」の大合唱が…。
奇跡と呼ぶのは2人に失礼だけれど、僕には奇跡の夜でした。
熊本から来てもらった母親役の声優さんが、偶然、上田さんのお兄さんの奥さんのお母さんだったり。こういう日があるから、広告の仕事はやめられない。今日、一緒に仕事をした全員に感謝。“くりぃむしちゅー”がこれからも多くの人たちを笑顔にしてくれるように、(陰ながら)彼らを応援していきたいと思います。
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